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世田谷代田デンタルクリニック院長 矢部晃一郎のブログです。

少しでも皆様の笑顔のサポートができればと思っております。

できる限り更新していきますので、宜しくおねがいします。

This is a blog written by Koichiro Yabe, Director of Setagayadaita Dental Clinic. I hope we can support your smile even a little. We will update as much as possible, so thank you.

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近未来の歯医者さん。

最新歯科治療

みなさん。今回はこれからの歯医者さん、つまり近未来の歯医者さんがどうなっていくかについてお話させていただければと思います。

これからの歯医者さんはどのように変化していくかみなさんは知っていますか?

どんどん医療は進化して、今までの治療のやり方がどんどん変わってきています。まずは歯の詰め物の作り方です。

これからの歯の詰め物の作り方

今までは虫歯をとって削った後にピンク色で冷たい粘土のようなもので型取りをしています。これに石膏を流して模型を作り金属の詰め物などを技工士さんに作ってもらっているのですが、これからは口腔内スキャンによって3D解析され、自動的にそれに合わせた詰め物が作られるようになります。

口腔内スキャン
口腔内スキャン

この技術はもうかなり進歩して一般的なものになってきました。今まではまだ精度が悪く実用的ではなかったのですが、精度も上がり充分治療に使えるレベルになりました。細かいニュアンスや色合いなどはまだ技工士さんの技術が必要ですが、必要十分なものは作れます。この技術はまだまだ進化し、どんな細かい部分も対応できるようになると思います。そうなれば、寝たきりの高齢者や型取りで嘔吐反射しやすい方などより多くの方に快適な治療が提供できるようになります。もちろん材料も使わないため、コストも削減できます。

実はこの技術は別の分野でも大活躍しています。それはマウスピース矯正です。

マウスピース矯正はこの口腔内スキャンが主流になってきました。歯並び全体をスキャンして、どのような歯並びでどうように治していくかを3D画像でシュミレーションすることができ、患者さんに説明するときにとてもわかりやすいです。そして、内容が決定すればボタン一つで発注し、マウスピースが作製され、届くようになっています。とても簡単にマウスピース矯正をおこなうことができます。これこそ近未来の矯正です。

次に先程お話した詰め物を自動作る機械についてお話します。

これは、先程のスキャンされた情報をもとに機械が自動的に詰め物を削り出していきます。

セレック
自動的に詰め物を作る機械

これにより今までは型取りをして模型を作り、技工士さんに詰め物を作製して送ってもらうまでで約1週間かかっていましたが、歯を削ったその日に詰め物を入れることができるようになります。治療期間も短くなり、治療を急いでいる患者さんにはとても喜ばれる治療です。ただ、機械自体がまだ高額なためすべての歯医者さんが導入するのはまだまだ先になるかと思いますが大きな進歩だと思います。

このように歯科治療もアナログからデジタルに移行してきています。3Dプリンターのような機械できたことにより歯科治療にも大きな変化が起こってきています。今後はもっとデジタル化が進み人のいらない治療にかわっていくかもしれません。今回はこのへんで失礼します。

子供の歯磨きのコツ。

子供の歯磨き

今回は多くの方が興味を持っているお子様の歯磨きについて徹底解説いたします。まずは、お子様の歯磨きに重要な歯磨きグッズについて説明していきます。歯磨きグッズが揃っていないとしっかりとした歯磨きができませんので、ぜひ揃えてください。

歯ブラシ

まずは、必須アイテムの歯ブラシです。

歯ブラシ
子供用歯ブラシ

歯ブラシはいろいろなものが市販されているので選択するのに迷ってしまうと思います。まず、ポイントは硬さです。かたい、ふつう、やわらかいとあると思いますが、オススメはふつうです。かたいのは汚れは取りやすいのですが、毛先が曲がらないため歯茎の中の汚れがうまく取れません。やわらかいのは汚れ自体がなかなか取れにくいため虫歯予防には一番適していないです。ということで、ふつうが一番良いと思います。次にヘッドの大きさです。これは、市販のものであれば年齢で分けてあることが多いです。0歳~3歳用や4歳~7歳用など年齢別にヘッドの大きさが別れていますのでその年齢に合わせて選んでいただくのが良いかと思います。ヘッドが大きすぎるとお口の中にうまく歯ブラシが入らず奥の方までしっかり磨けません。逆に小さすぎると歯磨きの効率が悪く非常に時間がかかってしまいます。そのため、特に小さなお子さんの場合は集中力が切れてしまい歯ブラシに飽きて疲れてしまいます。そのため、一番適したヘッドの大きさを選んでいただくことが重要です。

歯磨き粉(歯磨きペースト)

次に歯磨き粉についてです。今は昔のように粉ではなくペースト状のため、歯磨きペーストということもありますが、一般的には今でも歯磨き粉と呼ばれています。

歯磨き粉
歯磨き粉

歯磨き粉についてもたくさん市販されていますのでどれを選んでいいか迷ってしまうかと思います。まずは、フッ素の濃度を見てください。子供の場合、虫歯になるリスクが高いため、フッ素が重要になってきます。だいたい950ppm入っていれば十分です。あとは、いろいろな味があるものをオススメします。お子様は歯磨きがあまり好きではありません。そこで、いろいろな味のある歯磨き粉を使うことによって楽しみを作りモチベーションアップすることが大切です。当院ではこのチェックアップという歯磨きを推奨しています。どの味も人気で小学生になるとレモンティーが人気です。ぜひ試してみてください。

フロス

次にフロスです。以前フロスに関してはブログで詳しく記事にしていますので、ぜひご覧になってみてください。

子供用フロス
子供用フロス

フロスは必ず子供用フロスを使ってください。大人用のフロスでは大きくてうまくお口の中で動かせません。子供用フロスは市販ではなかなか見かけませんので、歯科医院で購入してみてください。フロスに関しては、使用がお子様にははじめは難しいため、ご両親がやってあげてください。もちろんお子さんが慣れてきたら自分でもできるように練習させてみてください。

指磨き(フィンガーブラシ)

みなさん、フィンガーブラシをご存知でしょうか?下の写真のようなものです。

フィンガーブラシ
フィンガーブラシ

このフィンガーブラシは、とてもオススメです。0歳くらいのお子様でまだ歯があまり生えてない場合に使います。汚れをおとすことに優れているわけではありませんが、歯ブラシの練習にはとても良いです。小さなお子様はお口の中に物が入ってくることを嫌がります。そのため、いきなり歯ブラシを使うとすぐに歯ブラシの毛が駄目になってしまいます。また、急に動いたり暴れたりしたときに歯ブラシが喉をついてしまったりしては非常に危険です。しかし、このフィンガーブラシはゴムでできており安全です。また、手に装着して使うもののため、細かい動きがしやすいです。ゴムのため、噛まれてもお互いあまり痛くありません。このようにフィンガーブラシに慣れた後に歯ブラシに変えていくことがオススメです。

次に虫歯になりやすい場所はどこかについて解説します!

虫歯になりやすい場所は3つあります。

1.奥歯の溝

奥歯の溝
奥歯の溝

一番知られているのがこの奥歯の溝です。ここは、小さな溝に目に見えない汚れや細菌がたまって虫歯になります。歯ブラシの毛先が入りにくい場所のため虫歯になりやすくなっています。チョコレートやキャラメルなど歯に残りやすい食べ物を食べた後はしっかり磨くようにしましょう。

2.前歯の歯と歯の間

前歯の歯と歯の間
前歯の歯と歯の間

次に、前歯の歯と歯の間です。ここは、食べ物がはさまったままになりやすく虫歯になります。食事のあとにできるだけフロスを通して汚れを落とすようにしてください。見える場所のため虫歯になると治療後に見た目が悪くなってしまうことがあります。

3.奥歯の歯と歯の間

奥歯の歯と歯の間
奥歯の歯と歯の間

最後が奥歯の歯と歯の間です。ここも非常に虫歯になりやすいです。奥歯は歯の形が大きくなっていますので、前歯よりももっと食べ物がはさまりやすくなっています。そのため、歯ブラシでは汚れがとれにくくなっています。また、食べ物がはさまったままになっていると歯肉炎を起こし歯周病も進行してしまいますので、特に注意が必要です。

以上のように子供の虫歯になりやすい場所は3ヶ所あります。この部分を知っておくことによって特に意識して磨くことのより虫歯予防をおこなうことができます。この部分を集中的に磨いておけば虫歯にならないといっても過言ではありません。まとめとして、子供の虫歯予防には、適した道具と虫歯になりやすい場所の徹底したお掃除が不可欠になります。ぜひ以上のことを参考に実践してみていただければと思います。それではこのへんで失礼いたします。

ホワイトニングを知って歯を白く。

ホワイトニング

今回はホワイトニングについて解説します。もうかなり一般的になってきたホワイトニングですが、歯科医院のよって使っているメーカーや方法が違います。そのあたりも含めて詳しく解説していきたいと思います。

まずホワイトニングは歯を白くする処置ということはみなさんご存知かと思います。しかし、ホワイトニングは歯そのものの変色に対して効果を発揮します。そのため、歯の表面についている着色についてはホワイトニングではなくクリーニングで落とします。つまり、タバコのヤニやコーヒーの着色に関してはホワイトニングで白くするのではなくクリーニングで白くします。このあたりが混同されている患者さんが多くいらっしゃいます。そのため、歯に着色が多く付いている方がホワイトニングを希望して来院される方が多くいます。ホワイトニングは歯そのものの色が黄色かったり茶色かったりする場合に適用されます。

さて、まずホワイトニングには2種類あります。ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングです。これらについてまずご説明します。

ホームホワイトニングについて

ホームホワイトニング
ホームホワイトニング

まず、ホームホワイトニングは、ご自身でお家でおこなうホワイトニングです。ホームホワイトニングの利点は、ご自身で都合のよい時間帯と頻度でおこなうことができます。また、ゆっくり白くするため、希望の白さになったらストップすることができます。そのため、白くなりすぎるという失敗が起こりにくいです。そして一番の利点は、ゆっくり白くするため後戻りが遅いということです。つまり長く白さを保つことができます。費用に関してもはじめにホワイトニングトレーなどの初期費用がかかりますが、その後はホワイトニングジェルのみの費用しかかかりませんのでコストも低く抑えることができます。長く続けていきたい方はホームホワイトニングがオススメです。

オフィスホワイトニングについて

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは、歯科医院でおこなうホワイトニングです。ホワイトニング剤を歯につけて専用の光照射機を使い、一気に白くします。この方法は、急ぎで歯を白くしたい方にオススメです。例えば、結婚式や人前に出ることがあるなどの急なイベントの時などにオススメです。歯を一気に薬剤で白くするため、白さを途中で選ぶことはできません。また、後戻りが起こりやすいです。

このように2種類の方法でホワイトニングを行なうことができます。また、両方おこなうデュアルホワイトニングというものもあります。これは、オフィスホワイトニングで一気に白くした後に、後戻りをホームホワイトニングで抑えるという方法です。長い間白さを保ちたい人にオススメです。

ホワイトニングのメーカーについて

ホワイトニングについては様々なメーカーが商品を出しているため、歯科医院によって採用しているホワイトニングの薬剤が違います。当院では、Tionという製品を扱っています。このTionの良さは日本のメーカーから作られているため日本人にあった濃度や特徴があります。通常ホワイトニングは知覚過敏という歯がしみる症状がでやすいのですが、それを起こしにくい薬剤になっています。濃度が濃ければそれだけ歯は白くなりますが、その分歯はダメージを受けます。そのため、効果は高く副作用は少ないものを使う必要があります。これらの条件にあっているのが、Tionだと思います。

以上のようにホワイトニングと言ってもいくつかに別れており、それを患者さんが選択することになります。上記のようなホワイトニングの特徴を知っておくと選択しやすいかと思います。ぜひホワイトニングで気になることがあればかかりつけ医に質問していただければと思います。それでは今回はこのへんで失礼いたします。

保険治療と自費治療の本当の違い。

自費治療

みなさん歯医者さんで虫歯の治療などをおこなったときに自費治療の説明を受けたことがあると思います。そもそもなぜ保険治療と自費治療とに別れているのかについて解説していきます。

まず、保険治療についてご説明します!

保険治療とは、国が保険が適用できる治療として認めている治療です。これは、一般的な治療方法で一般的なもしくは最低限の材料を使用しておこなう治療という解釈になるかと思います。つまり、様々な治療がある中で最低限の治療というイメージです。もちろん保険治療がだめな治療ということではありません。ただ、実はもっと良い治療があるということです。その良い治療まですべて国が保険で賄っていては医療費の増大となってしまい、国の財政を圧迫してしまうことになります。そのため、最低限以上の治療に関しては患者さん自身で負担していただくということです。もちろん少しずつ良い治療も保険適用になってきてはいますが、まだまだ難しい状態です。

次に、自費治療についてご説明します!

自費治療とは、国が保険での治療を認めていないものです。ただ、これは治療自体に問題があるということではありません。費用負担をしないという意味です。つまり、保険治療よりももっと質の高い治療が自費治療では可能です。使っている材料に関しては、保険診療のものよりももっと良い材料を使うことができます。そのため、何年後、何十年後の結果に大きく違いが出てきます。例えば、前歯に虫歯ができて被せ物をすることになった場合は、白い被せ物を作りますが、保険治療の場合、パラジウム合金の金属にプラスチックを貼り付けた被せ物となります。プラスチックの色は透過性がなく歯の色とは程遠いものです。そのため、明らかに被せ物が入っているとわかる状態となり、審美性は悪くなります。また、プラスチックは時間とともに変色してしまうため、年月が経つとさらに色が悪くなってきてしまいます。また、パラジウム合金で作製するため、金属による精度の低下により隙間から虫歯ができるリスクもあります。しかし、自費治療であれば金を多く含む金属で精度の高い被せ物を作ることができます。また、セラミックなどのより天然の歯に近い色合いの材料を使って被せ物を作ることができます。これにより長い間審美性の高い歯を入れることができます。また、精度も高いため、虫歯にもなりにくいです。

このように保険治療と自費治療には治療結果に差が出てきます。

もちろん私達歯医者側からいうとできるだけ良い治療を行って患者さんに快適な食事を長く楽しんでもらいたいと思っていますので自費治療をオススメします。ただ、金銭的な面でむずかしい場合は、保険診療で対応します。

セラミックなどの治療が保険治療でできるようになればより日本の方々の歯はきれいなものになると思います。ただ、それは国の財政的にも難しいと言わざるを得ません。そのため、どうしても今の段階では保険治療を受ける方が多い状態です。欧米のようにすべて自費治療であればもちろんよりきれいな被せ物を選択し、虫歯にならないようにしかり管理していくことでしょう。ただ、今の日本の現状ではそれはまだ難しいかもしれません。もっともっと歯に関して興味をもち、知識を身につけてもらうことによって自費治療に対しての意識が変わってくるかと思います。

歯は臓器の一部です。心臓や脳などと同じく大切な部分です。もし心臓や脳などの臓器に病気ができて手術することになった場合、妥協した治療を選択するでしょうか?きっと最も良い治療を希望し、選択するでしょう。それと同様で歯もとても大切な部分です。食事が快適にできないと体の健康は保てません。そのため、ぜひ歯にはより良い治療を行うことをオススメいたします。もし何か疑問なことがあればぜひかかりつけの歯医者さんに質問してみてください。みなさまに本当に合った治療を紹介してもらえると思います。それでは、今回はこのへんで失礼いたします。

フロスが虫歯にならないポイント!!

奥歯の溝

みなさん。こんにちは。今回はタイトルにある通りフロスの重要性について解説していきます。

みなさんは歯磨きのときに毎日フロスを使っていますでしょうか?

実はあまり使っていない方が多いのではないでしょうか?ハブラシさえしっかりやっていれば虫歯や歯周病にならないと思っている方が非常に多いです。当院の患者さんでもずっとそう思っていたとびっくりされる方がいらっしゃいます。実はそれは大きな間違いなのです。フロスは絶対に使う必要があります。歯と歯の間には見えない小さな汚れが残ります。その汚れは、ハブラシではなかなか取れません。そのため、歯と歯の間から虫歯になることがとても多いのです。

欧米では、フロスは当たり前のように使用されています。日本のように柄のついたものではなく糸が巻かれただけのフロスを持ち歩いている人がとても多いです。欧米は、歯科治療が自費診療であり高額であることと、歯の美意識が高いため、虫歯にならないように常に意識している方が多いです。そのため、フロスの使用の意識も高くしっかりと使用しています。

当院でもフロスの重要性は常に説明していますが、なかなか浸透しない部分があります。なぜ日本人では浸透しにくいのかは賛否両論ありますが、やはりまだまだ歯科に対しての意識が低いということなのかもしれません。この部分は我々歯科医師の力不足の部分だと反省しています。

さて、先程書いたとおりフロスにはいくつも種類があるのですが、大きく分けると2つあります。柄の付いたフロスと糸だけのフロスです。どちらがご自身にあっているのでしょうか?

柄の付いたフロスについて

柄のついたフロスは、市販されているもので一番多いです。特徴としては、柄がついているため持ちやすく使いやすいという点が一番のメリットです。ただ、毎日使うものとしてはコストがかかります。また、切れるまで何度も使うため衛生的にしっかり管理しないと汚れてしまいます。汚れたフロスでお掃除しても逆に汚れを歯と歯の間につめこむだけになってしまいます。

糸だけのフロスについて

糸だけのフロスは、柄のついたものと比べる使いにくいというデメリットがあります。ただ、慣れてしまえばそこまで難しいものではありません。メリットとしては、コストがかからないという点です。そのため、毎日使うことができます。また、毎回使い捨てのため、衛生的にきれいです。また、持ち運びも簡単なため、外出中や旅行中でも使用することができます。キーホルダータイプのものもあり、バッグなどの着けておくこともできます。毎日毎食フロスを使用する欧米の方にとってはこのメリットが好まれるポイントなのだと思います。

またフロスには子供用のフロスもあります。通常のフロスだと大きいためお子様のお口の中には使いづらいです。そのため、子供用のサイズのものを使っていただくことが望ましいかと思います。子供用の場合は、柄のついたタイプとなります。糸だけのタイプですとお父様お母様が行う場合、大きな指をお子様のお口の中に入れる必要があり、嫌がります。

子供用フロス
子供用フロス2

子供用フロスは市販ではなかなか見ないため、歯科医院で購入する方がよいかと思います。ぜひ試してみてください。

フロスを通したほうが良い場所をご説明します。

①まず奥歯の歯と歯の間です。

奥歯の歯と歯の間
奥歯の歯と歯の間

この奥歯の歯と歯の間はとても重要です。この部分から虫歯になることが非常に多いです。奥歯は歯の形が大きいため汚れが残りやすくさらに、取りにくくなっています。歯と歯がぶつかる面積が大きいほど汚れは残りやすくなります、そのため、毎食後に必ずフロスを通すようにしましょう。

②前歯の歯と歯の間

前歯の歯と歯の間
前歯の歯と歯の間

この上の前歯の歯と歯の間も非常に虫歯になりやすい場所です。しかも、意外に虫歯になっても気づかないことが多くあっという間に大きくなってしまうケースがあります。また、よく見える部分のため、治療によって審美性は悪くなってしまいますので要注意です。

このようにフロスを通さないと虫歯になりやすい部分がありますので、特にこの部分に関しては意識してお掃除する必要があります。ハブラシだけの歯磨きでは、虫歯予防に限界があります。フロスは補助的な道具ではなく歯磨きに必須の道具だと知っておくことが重要かと思います。一生懸命歯磨きをしているのに虫歯ができる方はフロスを使用していないまたは足りない可能性があります。一度この部分を見直してみてはいかがでしょうか?

以上のようにフロスの重要性を今一度考え直していただければと思います。お口の中の状態が劇的に改善されるかもしれません。それでは今回はこのへんで失礼いたします。